FXのメリット、魅力【株との違いや基礎知識も】
FXは投資として非常に魅力的です。
株や投資信託、仮想通貨など、いろいろ投資対象がある中で、
FXのどんなところが優れているか？
それを紹介していきたいと思います。
少ない資金で大きいお金が動かせる
FXの強みの１つにはまず「レバレッジ」があります。
「レバレッジ」とはテコの原理のことで、
少ないお金でもテコの原理で大きなお金を動かせる、
というニュアンスだと思ってください。
今現在、日本国内でかけられる最大のレバレッジは２５倍です。
４万円あれば、１００万円というお金を動かすことができてしまうのです。
借金をするわけでもないのに、
どうして少ない資金で大きなお金を動かせるのでしょうか？
それはFXが「証拠金取引」だからです。
証拠金とは、言ってしまえば担保のようなもので、
「これだけの金額で取引したければ、あなたはこれくらいは保証してください」
というものです。
具体的に、マックス２５倍のレバレッジをかけるとすると、
「４万円がある？なら１００万円は動かせますよ。
ただ４万円分損になったら取引は終わりにしてください」
という感じです。
もちろん、「２５倍のレバレッジだから、２５倍で取引しろ」
というものではありません。
ですから、レバレッジは大きくなればなるほど
危険というわけではなく、大切なのは資金管理です。
レバレッジ５倍と、２５倍で１００万円を動かすとすると、
それぞれの証拠金は２０万円と４万円です。
つまり、レバレッジが高いほうが拘束されるお金が少ないとも言えます。
しかし、その狭いレンジで取引しなければいけません。
ちなみに私は海外の口座で取引しており、
レバレッジは８８８倍です。
１０００円で９０万円近く動かせます。
お店を持つのも一種の投資ですが、１０００円なんていう元手で
銀行がお金を貸してくれるはずがありませんね。
そういった資金効率の良さが、FX取引の大きな魅力です。
２４時間取引できる
FXのもうひとつの魅力として、
「取引がいつでもできる」というところがあります。
日本の株式市場は、朝９時にオープンし、15時には閉まってしまいます。
この時間というのは、学生なら学校にいるし、
社会人なら会社にいて、各々やることがあって取引しづらいです。
それに対して、為替であれば平日24時間取引可能です。
口座を開くFXの会社によって違いはありますが、
正確には月曜日の早朝６：００～土曜日の６：００まで取引が可能です。
しかも日本人にとってうれしいことは、
「値動きが活発な時間が夜」だということです。
為替は銀行や金融機関が主となって取引するため、
必然とその国の金融機関が営業している時間帯が活発になります。
そして世界の経済の中心はアメリカです。
取引の主要プレーヤーであるアメリカが活発な時間というのが、
日本時間の夜（２０時～１２時くらい）というわけです。
スワップ金利
外貨預金をしたことがある人なら知っていると思いますが、
通貨同士には金利差があります。
そしてその通貨同士の金利差から生まれるのが、
日本は超低金利政策をとっていることもあり、銀行に預けておいても
利息が大したものではありません。
しかし海外を見てみると、５％もらえる国も少なくありません。
同じ１００万円を日本と海外で１年間預けておくと、
金利の違いから、もらえる利息も違ってくるのです。
具体的には、２００８年のある日付で、豪ドルの金利は６％です。
日本は０．５％。金利差は５．５％です。
日本でお金を預けているよりもオーストラリアに預けていたほうが
年間で５．５％もお得だったことになります。
仮にこのままの金利で「豪ドル/円」を１００万円分、一年間持っていたとすると、
５．５万円金利収入が入ることになりますね。
１日分で換算したもの（÷３６５）が、その日もらえるスワップ金利です。
めちゃめちゃ簡潔に説明してしまいましたが、大体こんな感じです。
たとえば↑の場合、逆に円を持っていたとするとマイナスの金利が
発生しており、もちろんその分払わなくてはいけないのです。
通貨ペアや、あるいはエントリーの仕方（売りか買いか）で
プラスからマイナスに切り替わることもあり得ます。
こうしたことに注意が必要です。
下がっても儲けることができる（売りからも始められる）
FXでは買い（ロング）でも売り（ショート）でも、
どちかからでも取引することができます。
つまり、世界経済座金融危機におちいっても、
それをうまく利用できれば大もうけできるということです。
円をドルやポンドなどで売ることだってできます
FXでは、抵抗なく売ることができるため、株のように
値下がりを待ったりする必要がありません。
抵抗なく売りからも始められるので、取引のチャンスが多くあります。
手数料が安い
アメリカに行くとすると、日本円をドルに両替する必要があります。
銀行で両替する場合、とにかく手数料が高い。
１ドル変えるだけでも５円ほどコストがかかることもあります。
そう考えると、FX業者同士の競争もあり手数料は非常に安いです。
ドル円でいうと、スプレッド（売りの値段と買いの値段の開き）
が１銭なんていう業者はざらにあります。
１００万円分銀行でドルを買うのに５万、
でもFXは１００円で済んでしまう。これはすごい。
番外編（経済に詳しくなれる）
FXで利益を上げていくためには、勉強やニュースに敏感であることが必須です。
身につけた知識は武器となるからです。
これはつまり、より実践的な経済の知識が身に付くということになります。
ただ学校で経済の勉強をしていても、各国の財務相の発言なんて
気にもしません。
しかしFXをしていると、ニュースが色彩を帯びます。
内政や、国と国との関係など、実に様々な知識が身についていきます。
