汲めども尽きぬ知恵の泉

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【書評9】『~1日3度のチャンスを狙い撃ちする~待つFX』|勝負事には適した時がある

最近海外で講座を開いて、FXを始めた。もともと投資に興味があったのと、就活というものからの現実逃避だ。始めるからには勝ちたいし、勉強という意味を込めて、10冊くらい投資に関係する本を読んだ。そのうちの一冊の気に入った内容をアウトプットしていきたい。

 

多くの人がなんとなくエントリーしがち

買いでも売りでも何かしら注文を入れ、ポジションを持つことをエントリーという。多くの人は、根拠もなく、深く考えずにエントリーしがちらしい。最初の2,3日でたまたまうまくいってしまう人は余計そうなる。

 

「なんとなく上がるだろう」こんな気持ちでエントリーしていては、メンタル的に良くない。自分のエントリーに根拠や自信がなければ、一時的に含み損が出た時に耐えきれなくなってしまう。また考えずにエントリーをしていても、いつまでたっても成長することができない。

 

利益が出て成功したとき、あるいはその逆でも、根拠や理由がなければ振り返ることや反省ができない。どうしてそうなったのか、何がいけなかったかを振り返ることなく、次に走ってしまう。生き残るために、勝っていくためにも、根拠のない勝負は避けよう。これは投資だけの話でもない。

 

トレードは活発な時間帯に

トレードが活発ではない時間帯では、価格がたくさん変動しない。その分自分の目標に達成しづらかったり、長い時間がかかったりと、効率が良くない。また、メンタル的にも良くない。

 

価格の変動がすくなくて思うようにいかないからだ。一回損が出た時に、後々に上がる自信があっても、長い時間待ち続けるのは精神的にきつい。

 

相場が一番活発な時間帯は、日本時間で23時から1時(25時)くらいだ。これは、経済の中心であるアメリカの市場がオープンする時間だからである。

 

たいやきの頭と尻尾はくれてやれ

一見、「一番安い時に買って一番高くなったら売る」というのが理想のように思える。ただ、実際こんなことは不可能だ。望みすぎている。上がり始めたら買う、上がりきらないところで売る、これができれば上出来で、おいしいところを獲得できている。

 

端から端まで取るなんてことは不可能だ。相場は自分のための動いているわけでは決してない。あと少し上がってから、なんていうのは大事な機会を逃す原因だ。動きを後から見た時に、もう少し待ってたらもっと稼げてたな、と思うかもしれないが、動いている今その時にそれを知ることはできないのだ。

 

 まとめ:FXは総合してやってみる価値のあるものである

まだまだ初心者なので、ぼんやりと全体像を見ながら勉強しているが、FXは学べることが多くて面白い。相場の変動は、いろいろな要素によって変動する。例えば雇用統計や、失業率、財務大臣の発言など様々だ。FXを勉強していると、自然と経済の動向を追うことができるし、いろいろな経済的ことがらを学ぶことができる。まだまだ序の口だが、手を出してみて良かったと感じている。