汲めども尽きぬ知恵の泉

「武器はこの身ひとつ」を目指して

啓発

【書評27】『乱読のセレンディピティ』外山滋比古|日常に効く薬のような話

セレンディピティ。 思いがけないことを発見する能力。 今の時代本はあふれるようにあるから、良書にはなかなかたどり着けない。 あと、ゆっくり読むことを良しとされてきたが、それでは殺してしまうものがあり、逆に案外つかめることも多いよ。 タイトルは…

【書評25】『これからを生きるため無敵のお金の話』ひろゆき|【お金からの解放】【カリスマの考え方】

ネット掲示板「2ちゃんねる」の管理人であり、 ニコニコ動画をつくってきたというとんでもない人物が、 お金に対する考え方を教えてくれます。 本の中で出会った、彼の人とは違った考え方、 時代の最先端を行く思考は非常に勉強になります。 実は「安心」が…

継続力をつけるために英語の勉強を始めます【宣言】【英語はおまけ】【継続力は素晴らしい】

三日坊主が私の悪い癖です。 あるいは、何かを極めようと思っても、 少し上達した時点ですぐにやめてしまう。 ダーツ、将棋、オセロなど、今年に入って勉強を始めたものですが、 どれも周りにいる人間に絶対負けないようになったあたりで熱が冷めました。 人…

【書評17】『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』藤由達蔵|成功する人間の共通点は「行動力」

この本の主張はシンプルだ。 「行動する者だけが人生を変えられる。より良い方向に持っていける。」 「10秒以内に動け」 ただ、考えること、学ぶことができても、それを実際に行動にできる人はごくわずかだ。また、理解しても、それを現実の行動に起こせなけ…

【書評14】『世界は分けてもわからない』福岡伸一|なぜ勉強するのか?

人々は物事を分けて考えている 歴史でも生物でもそうだが、人々は物事を理解しやすくするために区別し、枠組みを作る。例えば、ここからここら辺までが白亜紀、何年から何年くらいまでがカンブリア紀、といった具合に。 また、縄文時代、弥生時代といった枠…

【書評13】『明治の人物像』星新一|努力し、なお努力する

本を読み始めたきっかけが小学校の時出会った星新一のショートショートである。今でもショートショートが好きだが、それに劣らず星さんの長編が好きである。『声の網』『人民は弱し 官吏は強し』など名作が多い。 今回の『明治の人物像』だが、これは星新一…